この記事は、ガンダムアーティファクト「キュベレイ」完全塗装製作の第3回です。
第3回は、水性塗装からデカール貼りまでの過程を解説します。HGやMGの凌駕する脅威のカッコよさに仕上がりますよ。
サーフェイサー
まずはサーフェイサーですね。水性塗装の前にもサフは吹いておきます。水性塗装はほんとにすぐに剥がれますからね。
サフ1回目
さて。1回目のサフです。クレオスの水性サフを使います。1000番です。
![QUBERAY03_44](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0795_R.jpg)
ガイアノーツのアクリル系溶剤で、どうでしょうね、私の場合はサフと溶剤は2:1.5くらいの割合で割っています。サフを吹くと引き締まりますよね。
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![QUBERAY03_42](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0798_R.jpg)
![QUBERAY03_40](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0805_R.jpg)
よく見ると、ヤスリがけがしっかりとできていないところがあります。サフを吹くと浮き彫りになるんですよね。
![QUBERAY03_39](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0809_R.jpg)
![QUBERAY03_38](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0810_R.jpg)
![QUBERAY03_36](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0812_R.jpg)
なので、綺麗に削っていきます。
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![QUBERAY03_35](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0813_R.jpg)
ちょっとしたところですけが、サフ吹かないと気付かないんですよね、、削っても消せない凹みなどは、瞬間接着剤などで補修します。
私のお気に入りは、タミヤさんのイージーサンディングです。瞬間接着剤ですけど、硬化しても柔らかいので削り易いんです。
![スミ入れ02-16](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E0522.jpg)
綺麗にヤスって、凸凹がなくなったら、もう一度組み立てて確認します。
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![QUBERAY03_32](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0826_R.jpg)
サフ2回目
では2回目のサフです。2回目は少し薄めに吹きます。1回目のサフが残っている部分にはあまり吹かないようにします。
水性塗料は膜が厚い(気がする)ので、サフを吹きすぎるとモールドが埋まってしまい、なんとなくモッサリしてしまいます。
![QUBERAY03_30](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0829_R.jpg)
![QUBERAY03_28](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0833_R.jpg)
いい感じなりました。いつも思うのですが、サフを吹いたこの状態も意外とカッコいいですよ。
水性塗装
それでは、次にアクリル塗料で塗装していきます。何色にしよっかなーとかいって塗料の瓶をごそごそやっている時も楽しいですね。
水性塗装・エナメル塗装
カラーリングが決まったら、塗装していきます。今回塗装に使用する塗料です。少しだけエルピー・プル機をイメージしたカラーリングです。
でもそのまんまでは芸がないので、先日塗装したドムトローペンに寄せてみました。
![QUBERAY03_14](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0888_R.jpg)
ちょっと前に製作したドム・トローペンです。こいつもカッコよかった。
![ガンダムアーティファクト_ドム・トローペン 73](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_9385.jpg)
その前に、バインダーをマスキングします。丸いパーツのマスキングにはパンチコンパスが威力を発揮します。
![QUBERAY03_51](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0835_R.jpg)
で、シコシコ塗装していき、2日ほど乾かしたら、面相筆で塗り分けしていきます。
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![QUBERAY03_23](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0874_R.jpg)
![QUBERAY03_24](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0873_R.jpg)
![QUBERAY03_22](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0875_R.jpg)
![QUBERAY03_21](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0876_R.jpg)
と思っていたら、えっっ??
割れました、、、、(# ゚Д゚) なんてことだ、、、。
![QUBERAY03_20](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0878_R.jpg)
セメントが甘かったようです。ざっけんな!! って感じになりますわね。。
でも塗装した後にこうなったらもうどーしょーもないです。
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、、、、やり直しです。
![QUBERAY03_19](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0879_R.jpg)
マジックリンにぶっこんで、もっかい最初からです。1日がかりでリカバリしました!
と思ったら、、今度はファンネルコンテナかよっ、、、
![QUBERAY03_18](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0883_R.jpg)
折れるとは、、ワタシの心もへし折られました、、。まじかよー怒
パーツが細すぎんだよー。もうちょっと補強していてくれよー。とひとしきり怒ったら、気分を切り替えてリカバリです。
こいつは再塗装ではなく、1ミリの真鍮線をぶっこんで繋げました。
![QUBERAY03_16](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0885_R.jpg)
そしたら、今度はエナメル塗料でスミ入れをしていくのですが、その前に、忘れずにクリア塗料でコーティングをしていきます。
![QUBERAY03_13](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0889_R.jpg)
クリア塗料でのコーティングには2つの理由があります。
一つは、エナメル塗料がしみ込んでパーツが侵食されるのを防ぐためです。細かいパーツはホントに割れますよ。
もう一つの理由は、はみ出したエナメル塗料を溶剤で拭き取り易くするためです。水性塗料の上から直接エナメル塗料を使わない方が良いです。
ツインアイの補修
ツインアイを補修します。ツインアイは、第2回で球ぐりで形成したところに色を乗せるつもりだったのですが、、、
ミスりました。ここで伏線回収です。
![QUBERAY03_50](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0887_R.jpg)
というか、細かすぎて、、私の器用さでは、面相筆を使っても太刀打ちできませんでした。。ということでやり方変更です。
マイクロドイルでモノアイ部分に穴をあけ、0.5ミリの真鍮線に色を乗せたものを差し込みました。
![QUBERAY03_12](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0958_R.jpg)
もちろん、真鍮線にアクリル塗料は塗れませんので、金属用のプライマーを塗布してから、ピンク色をのせました。
![QUBERAY03_11](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E0959_R.jpg)
ここで一旦仮組です。つやつやした感じもいいなあ。。
![QUBERAY03_10](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E1068_R.jpg)
ディテールアップとデカール貼り
さて、どんどんいきましょう。最後の仕上げに入っていきます。まずは、ディテールアップパーツを瞬間接着剤で貼っていきます。
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ディテールアップシールも貼っていきます。こんな感じのヤツです。良い感じでハマりますね。
![QUBERAY03_05](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E1082_R.jpg)
![QUBERAY03_06](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E1078_R.jpg)
デカールも貼っていきます。定番のデカールです。あんまりやり過ぎるのもダサいので、ほどほどです。
![QUBERAY03_04](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E1083_R.jpg)
![QUBERAY03_03](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E1084_R.jpg)
ここまでやったら、最後の最後にフラットクリアを吹いて終了です!
![QUBERAY03_02](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E1086_R.jpg)
つやつやした感じがよければ、クリアーを吹いてもいいかと思います。この辺りはお好みですね。
完成・まとめ
ようやく完成です!
![QUBERAY03_49](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1092_R.jpg)
![QUBERAY03_46](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1112_R.jpg)
![QUBERAY03_45](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1113_R.jpg)
![QUBERAY03_01](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_E1096_R.jpg)
![QUBERAY03_48](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1093_R.jpg)
![QUBERAY03_47](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1110_R.jpg)
いやー、楽しかった。こんなに小さいのに実に楽しかったですね。心行くまで楽しみました。そして、かっこいい。しびれます。
皆さんもぜひ挑戦してみて下さい。すごく手ごろで、塗装含めても手早くしあがりますよ。