GUNDAM_ARTIFACT 013_キュベレイの製作の第3回です。
第1回はコチラ。
第2回はコチラ。
この記事では、「ガンダムアーティファクト」第3弾から「キュベレイ」をチョイスし、ディテールアップから塗装まで仕上げていく過程を紹介します。
その第3回目は、サーフェイサーから、水性塗装、ディテールアップパーツのはめ込み、デカール貼り、そして完成まで一気にもっていきます。
このGAのキュベレイですが、塗装すると更に驚愕の情報量が光ります!!
サーフェイサー
まずはサーフェイサーですね。
水性塗装の前にもサフは吹いておきます。
ほんとにすぐに剥がれますからね。。
水性塗装ってヤツは。
サフ1回目
さて。1回目のサフです。
クレオスの水性サフを使います。1000番です。

ガイアノーツのアクリル系溶剤で、どうでしょうね、私の場合はサフと溶剤は2:1.5くらいの割合で割っています。
まあこんな感じです。サフを吹くと引き締まりますね。



んーやっぱり。
よく見ると、ヤスリがけがしっかりとできていないところがあります。
サフを吹くと浮き彫りになるんですよね。



なので、綺麗に削っていきます。


ちょっとしたところですけどね。
サフ吹かないと気付かないんですよね、、。
削っても消せない凹みなどは、瞬間接着剤などで補修します。
私のお気に入りは、タミヤさんのイージーサンディングですね。
瞬間接着剤ですけど、硬化しても柔らかいので削り易いんです。

綺麗にヤスって、凸凹がなくなったら、もう一度組み立てて確認します。


サフ2回目
では2回目のサフです。
2階めは少し薄めに吹きます。
特に1回目のサフが残っている部分にはあまり吹かないようにします。
水性塗料は膜が厚い(気がする)ので、サフを吹きすぎるとモールドが埋まってしまい、なんとなくモッサリしてしまいます。


いい感じなりました。
いつも思うのですが、サフを吹いたこの状態も意外とカッコいいと思うんです。
水性塗装
それでは、次にアクリル塗料で塗装していきます。
何色にしよっかなーとかいって塗料の瓶をごそごそやっている時が楽しいですね。
水性塗装・エナメル塗装
カラーリングが決まったら、塗装していきます。
今回塗装に使用する塗料です。
少しだけエルピー・プル機をイメージしたカラーリングです。
でもそのまんまでは芸がないので、先日塗装したドムトローペンに寄せてみました。


その前に、バインダーの丸いところは特色レッドを使いたいので、マスキングしておきます。

こうした丸いパーツのマスキングにはパンチコンパスが威力を発揮します。
で、シコシコ塗装していきます。

2日ほど乾かしたら、面相筆で塗り分けしていきます。





と思っていたら、
えっっ??
割れました、、、、(# ゚Д゚)
なんてことだ、、、。

セメントが甘かったようです、、、、。
ざっけんな!! って感じになりますわね。。。
でも塗装した後にこうなったらもうどーしょーもないです。
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、、、、
やり直しです。

マジックリンにぶっこんで、もっかい最初からです。
1日がかりでリカバリしました!
と思ったら、、
今度はファンネルコンテナかよっ、、、

折れるとは、、、うせやろ、、、
ワタシの心もへし折られますわ、、、、。
まじかよ~怒
パーツが細すぎんだよー。もうちょっと補強していてくれよー。
とひとしきり怒ったら、リカバリです。
こいつは再塗装ではなく、1ミリの真鍮線をぶっこんで繋げました。

そしたら、今度はエナメル塗料でスミ入れをしていくのですが、
その前に、忘れずにクリア塗料でコーティングをしていきます。

クリア塗料でのコーティングには2つの理由があります。
一つは、エナメル塗料がしみ込んでパーツが侵食されるのを防ぐためです。
細かいパーツはホントに割れますよ。
もう一つの理由は、はみ出したエナメル塗料を溶剤で拭き取り易くくするためです。
間違っても、水性塗料の上から直接エナメル塗料を使わない方が良いです。
クリアを吹くとピカピカになります。
ツインアイの補修
ツインアイを補修します。
ツインアイは、第2回で球ぐりで形成したところに色を乗せるつもりだったのですが、、、
ミスりました。

というか、細かすぎて、、、
私の器用さでは、面相筆を使っても太刀打ちできません、、
悲しい、、。
ということでやり方変更です。
マイクロドイルでモノアイ部分に穴をあけ、0.5ミリの真鍮線に色を乗せたものを差し込みました。

もちろん、真鍮線にアクリル塗料は塗れませんので、金属用のプライマーを塗布してから、ピンク色をのせました。

ここで一旦仮組です。
つやつやした感じもいいなあ。。

ディテールアップとデカール貼り
さて、最後の仕上げに入っていきます。
まずは、ディテールアップパーツを瞬間接着剤で貼っていきます。



ディテールアップシールも貼っていきます。
こんな感じのヤツです。

良い感じでハマりますね。

デカールも貼っていきます。
定番のデカールですね。
あんまりやり過ぎるのもダサいので、ほどほどです。


ここまでやったら、最後の最後にフラットクリアを吹いて終了です!

つやつやした感じがよければ、クリアーを吹いてもいいかと思います。
この辺りはお好みですね。
完成・まとめ
ようやく完成です!






いやー、楽しかった。
こんなに小さいのに実に楽しかったですね。
そして、かっこいい。
しびれますね。