この記事では、ガンプラ初心者でもカッコイイガンプラが制作できる方法について説明します。
今回はメッサーF01型を実際に作りながら解説していきます。
スジボリやモールド、ディテールアップパーツを加えて、ワンランク上のガンプラ製作を実現しましょう。
製作工程
これからメッサーを作ることについて、今更感がありますが、温めておいたものを「作りたくなったので作る」というスタイルがガンプラならではですね。
やんなきゃと思うと嫌になっちゃいますから。
ということで閃光のハサウェイよりメッサーF01型です。
キットの仕様は他のパチ組のレビューブログなどを見て下さい。そっちのが詳しいです笑。
制作フローはいつもどおりです。
備忘録も兼ねて制作過程をひたすらこねこねと載せていきます。
パチ組 ⇒ 後ハメ加工 ⇒ ディテールアップ ⇒ サフ ⇒ 水性塗装 です。
ただ今回は、工程別ではなく、部位ごとに記していきたいと思います。
この記事では、頭部とシールドについて記述していきます。
パッケージとパチ組の見栄え
まずはHGUC「閃光のハサウェイ」よりメッサーF01型のパチ組です。
とりあえず比較用にパチ組画像貼っていきます。
やっぱかっこいいなぁ、、、そしてでかい。
これだけでも十分カッコいいのですが、自分なりの工夫や加工を加わえると更に見栄えが違ってきます。
ただ、その前に、ランナータグや使わない部品を外して別にしておきましょう。
ランナータグや使わない部品はディテールアップに使えますから、ワタシは常に保存するようにしています。これが後から結構使えるんですよね。
ランナータグなどの使い道については下記を参照ください。
とりあえず、全体の加工が終わった仮組のメッサーがコチラです。
これから部分ごとにどのようなディテールアップを施したのか説明していきます。
頭部の改造
まずはメッサーF01型の頭部からです。
これが加工前の頭部です。
恐らくはバルカンだと思うのですが、モールドが甘くてもったいない感じがしますね。
動力パイプ近くの合わせ目もめちゃくちゃ気になります。。
後頭部もちょっとのっぺり感があります。
ということで、ここからスジボリやら凹凸モールドやらを加えています。
まずは、情報量を増やすために、後頭部のパーツの一部を分割します。
個人的には頭部というのは一番加工し甲斐がある部分だと思いますね。
後で説明しますが、モノアイを変更するだけで、随分見栄えが違ってきます。
で、その他はプラバンなどでモールドを作ったりして、組み立てるとこんな感じです。
加工後の頭部です。
モールドの作り方はこちらで紹介しています。
頭頂部は、バイスで穴を開けて、2種類のガンマズルを差し込んでいます。
モノアイは、①SPブレードと、②Hアイズ、③メタリックシールを組み合わせてつくり、その後、プラ棒で新造した土台に貼っていきます。
SPブレードにHアイズをはめ込むだけでもいいのですが、ここにメタリックシールを挟むと少し輝きが違ってきます。
比較するとこんな感じになります。
ちょっとですが、輝きが違ってきましたね。
モノアイの土台は、白い5ミリ径のプラ棒で新造しています。
塗装前ですが、仮組してみました。
んんー。まさに画竜点睛。目が入ると違うなー。
因みに、頭部にはこんな材料を使っています。
ちょっとしたパーツですが、あると簡単に加工ができるので、いつもとは一味違う見栄えを再現する時にはコスパ最高のパーツたちです。
シールドの改造
次にシールドです。
シールドはスジボリとプラバンを使ったディテールアップです。
シールドにディテール入れすぎるってどうなのかな、、、と思いながらですが、、
こんな風にコネコネやってると止まんないんですよね。。
これが加工前。
そして、これが加工後のシールド。
スピンモールドで丸く彫った部分には、ディテールアップパーツを埋め込んでいきます。
因みにスピンモールドについてはコチラをご覧ください。
スピンモールドは、非常に綺麗な丸いモールドが彫れるので、持っておいて損はないツールですね。
上のWAVEのOボルトは一例ですが、先述のあまりパーツや手芸店や100均でみつけた小物を使ってディテールアップしていきます。
これがディテールアップパーツを埋め込んだ状態です。
まとめ
ここまでやると面倒ですが、できそうなところをちょっとで良いと思います。
パチ組にちょっと手を加えるだけで、随分と見栄えの良いガンプラができると思います。
ディテールアップは、プラバンで作るのも面白いのですが、販売されているものをちょいちょい入れ込んでいくのも一つの手かなと思います。
次回は、胴体と腕部です。