ガンダムアーティファクト 完全塗装 第3弾 キュベレイ【仕上編】

サムネ_キュベレイ01 プロセス

この記事は、ガンダムアーティファクト「キュベレイ」完全塗装製作の第3回です。

第3回は、水性塗装からデカール貼りまでの過程を解説します。HGやMGの凌駕する脅威のカッコよさに仕上がりますよ。

第1回第2回はこちらをご覧ください。

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サーフェイサー

まずはサーフェイサーですね。水性塗装の前にもサフは吹いておきます。水性塗装はほんとにすぐに剥がれますからね。

サフ1回目

さて。1回目のサフです。クレオスの水性サフを使います。1000番です。

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ガイアノーツのアクリル系溶剤で、どうでしょうね、私の場合はサフと溶剤は2:1.5くらいの割合で割っています。サフを吹くと引き締まりますよね。

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よく見ると、ヤスリがけがしっかりとできていないところがあります。サフを吹くと浮き彫りになるんですよね。

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なので、綺麗に削っていきます。

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ちょっとしたところですけが、サフ吹かないと気付かないんですよね、、削っても消せない凹みなどは、瞬間接着剤などで補修します。

私のお気に入りは、タミヤさんのイージーサンディングです。瞬間接着剤ですけど、硬化しても柔らかいので削り易いんです。

スミ入れ02-16

綺麗にヤスって、凸凹がなくなったら、もう一度組み立てて確認します。

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サフ2回目

では2回目のサフです。2回目は少し薄めに吹きます。1回目のサフが残っている部分にはあまり吹かないようにします。

水性塗料は膜が厚い(気がする)ので、サフを吹きすぎるとモールドが埋まってしまい、なんとなくモッサリしてしまいます。

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いい感じなりました。いつも思うのですが、サフを吹いたこの状態も意外とカッコいいですよ。

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水性塗装

それでは、次にアクリル塗料で塗装していきます。何色にしよっかなーとかいって塗料の瓶をごそごそやっている時も楽しいですね。

水性塗装・エナメル塗装

カラーリングが決まったら、塗装していきます。今回塗装に使用する塗料です。少しだけエルピー・プル機をイメージしたカラーリングです。

でもそのまんまでは芸がないので、先日塗装したドムトローペンに寄せてみました。

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ちょっと前に製作したドム・トローペンです。こいつもカッコよかった。

ガンダムアーティファクト_ドム・トローペン 73

その前に、バインダーをマスキングします。丸いパーツのマスキングにはパンチコンパスが威力を発揮します。

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で、シコシコ塗装していき、2日ほど乾かしたら、面相筆で塗り分けしていきます。

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と思っていたら、えっっ??

割れました、、、、(# ゚Д゚)  なんてことだ、、、。

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セメントが甘かったようです。ざっけんな!! って感じになりますわね。。

でも塗装した後にこうなったらもうどーしょーもないです。

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、、、、やり直しです。

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マジックリンにぶっこんで、もっかい最初からです。1日がかりでリカバリしました!

と思ったら、、今度はファンネルコンテナかよっ、、、

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折れるとは、、ワタシの心もへし折られました、、。まじかよー

パーツが細すぎんだよー。もうちょっと補強していてくれよー。とひとしきり怒ったら、気分を切り替えてリカバリです。

こいつは再塗装ではなく、1ミリの真鍮線をぶっこんで繋げました。

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そしたら、今度はエナメル塗料でスミ入れをしていくのですが、その前に、忘れずにクリア塗料でコーティングをしていきます。

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クリア塗料でのコーティングには2つの理由があります。

一つは、エナメル塗料がしみ込んでパーツが侵食されるのを防ぐためです。細かいパーツはホントに割れますよ。

もう一つの理由は、はみ出したエナメル塗料を溶剤で拭き取り易くするためです。水性塗料の上から直接エナメル塗料を使わない方が良いです。

ツインアイの補修

ツインアイを補修します。ツインアイは、第2回で球ぐりで形成したところに色を乗せるつもりだったのですが、、、

ミスりました。ここで伏線回収です。

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というか、細かすぎて、、私の器用さでは、面相筆を使っても太刀打ちできませんでした。。ということでやり方変更です。

マイクロドイルでモノアイ部分に穴をあけ、0.5ミリの真鍮線に色を乗せたものを差し込みました。

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もちろん、真鍮線にアクリル塗料は塗れませんので、金属用のプライマーを塗布してから、ピンク色をのせました。

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ここで一旦仮組です。つやつやした感じもいいなあ。。

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ディテールアップとデカール貼り

さて、どんどんいきましょう。最後の仕上げに入っていきます。まずは、ディテールアップパーツを瞬間接着剤で貼っていきます。

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ディテールアップシールも貼っていきます。こんな感じのヤツです。良い感じでハマりますね。

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デカールも貼っていきます。定番のデカールです。あんまりやり過ぎるのもダサいので、ほどほどです。

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ここまでやったら、最後の最後にフラットクリアを吹いて終了です!

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つやつやした感じがよければ、クリアーを吹いてもいいかと思います。この辺りはお好みですね。

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完成・まとめ

ようやく完成です!

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いやー、楽しかった。こんなに小さいのに実に楽しかったですね。心行くまで楽しみました。そして、かっこいい。しびれます。

皆さんもぜひ挑戦してみて下さい。すごく手ごろで、塗装含めても手早くしあがりますよ。