劇的に映えるおすすめガンプラ改造テク レッドポイントの作り方 1/2回

RP_01 テクニック

この記事では、全2回にわたって「レッドポイント」とはなにか、その作り方、効果的な配置場所、貼り付け方法、そのほかのコツについて説明します。

第1回は「レッドポイントの作り方」と「効果的な配置場所」について説明します。

ガンプラをディティールアップするときにとてもコスパが良く、また広く知られている手法として「レッドポイント」というのがあります。

こんなやつです。

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「レッドチップ」とか「カラーチップ」とも呼ばれているもので、ガンプラの機体表面にあるセンサーや警告灯などを表現するディテールです。

もっとも何を表現しているかという認識は人によっていろいろあるとは思いますが。。

とても簡単で、赤いチップをガンプラに貼り付けるだけで、見栄えが断然違ってくるという優れ技です。

今回は、その作り方、効果的な貼り方、貼り付けの方法について一通りまとめてみました。

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レッドポイントの作り方

結局のところ、機体表面上に赤や緑のセンサーライトらしきものを表現すればよいのです。

それが表現できれば、どんな素材を使って、どんな作り方をしても良いわけですが、とりあえず簡単な方法を3つほど挙げていきます。

プラ板でつくる

一番知られている方法です。エバグリのプラ材(四角断面)、0.25ミリの薄いものを使います。

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この手法は、材料の寸法が正確なので、簡単にきれいなものができます。ただ、意外と手に入らなかったり、値段が高かったりします。

なので、これを持っていないワタシはタミヤの0.3ミリ厚、0.5ミリ厚あたりのプラ板を切り出して使っています。

WAVEのプラ板のようにグレーのものよりは、タミヤやエバグリのような白いプラ板の方を使うと塗装した時の発色が良くなります。

あと、このプラ板の切り出しには、「T型スライド定規」があると便利です。これ一つあれば、かなり精密なプラ棒が切り出せると思います。

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プラ棒を切り出したら、好みの長さに切って、プラ板の端材などに両面テープを貼って固定します。

好みの長さに切る時もT型スライド定規が便利です。因みにワタシはスジボリ堂のを愛用しています。

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この時、両面テープを使うと便利です。両面テープは必須アイテムですね。

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後は、好みの色で塗装するだけです。面積が小さいので、筆で塗っても良いし、丁寧にやりたければスプレー缶やエアブラシを使えば良いと思います。

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とりあえず、仮でパーツにはめてみると、、、 0.4ミリ幅のタガネで彫ったモールドに、0.3ミリ幅のプラ板(レッドチップ)がちょうど良い。

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ランナー

次に、ランナーです。ランナーって余って仕方ない厄介者ですが、色味の良い奴は数本残しておくとこんなとき便利です。

あぶって伸ばすだけなので、塗装する手間がなくていいでしょ。

パーツにそのまま貼り付けるだけだと「貼っただけ感」がでてしまいます。なので、最後にコートを吹いて質感を変えておきましょう。

これdw切って貼っただけ感はなくなります。因みに、ワタシは、はんだごてを使ってランナーを伸ばします。ちょっとコツが要りますがね。

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ランナーは、棒状のものよりも、ランナータグをそのまま炙った方がきれいに伸ばせます。

棒状のランナーだとなかなかうまく伸ばせません。ちょっと量産には向いていないかもです。

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均一な細さにするのが難しいとか、形状が円筒状とか、細かいことを言えばいろいろあります。

しかし、そもそもレッドポイントは極小パーツですし、センサーライトだって、全てが直方体ってわけでもないでしょうから大丈夫です笑

余ったランナーの活用については、こちらの記事もご覧下さい。

メタリックシール

もういっそシールでもいいんじゃない?と思ってる部分も正直あります。極小パーツですから。実はこれが一番コスパが良くて楽ちんかも。

キットにだいたい一枚は入っているシールもだいだいメタリックが含まれているし、実は家の中を捜すと結構みつかるのがメタリックシールです。

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ワタシはモノアイ用に購入したハイキューパーツの円形メタリックシールの端っこのほうを切って使っています。

少し立体感が乏しいのですが、正確に切り出せると意外といい感じになります。

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貼り付ける場所

レッドポイントを貼り付ける場所ですが、決まりはありません。でも、レッドポイントを効果的に見せるにはいくつかコツがあります。

モールド内に貼る

まず最初は、ガンプラの機体表面にあるモールドに沿って、あるいはモールド(溝)の中に配置するというのがカッコよく見せるコツです。

カッコイイガンプラはだいたいそんな感じで使われています。

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なにもないところにそのままパーツに貼ってしまうと、「なぜここ?」という、如何にも「適当に貼り付けました」感が出ちゃんですね。

しかしレッドポイントがモールドの凹みに収まっていると、「なんだかよくわからんけど」情報量が増した感じがして、カッコ良くみえるんですね。

0.3ミリ幅のレッドポイントなら、0.4ミリのタガネで彫った場所にぴったりハマります。

バランスを考える

とても抽象的な言い方ですが、気をつけておきたいポイントです。

レッドポイントは、もともと小さいパーツなので、見栄えのする場所を選んで貼り付けると目立って効果的です。

たとえば、胸部などはもともと一番目立つ部分ですので、ここに貼るのは効果的です。

また、手の甲や関節など地味になりがちな場所にポイントを入れることで、情報量の偏りを防ぐことができます。

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それから、前項ともかさなりますが、レッドポイントを孤立させないことも重要です。

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RG等の様にもともとシールにレッドポイントが入っているキットでは、実はあんまり目立たないので、ちょっと残念です。

レッドポイントはHGなどのもともとディテールがあまり細かくないキットに使うと映えると思います。

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モールドと組み合わせたり、左右対称に入れたり、頭頂部から足先までを考えて貼ることで全体のバランス良くなると思います。

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第1回のまとめ

では第1回のまとめです。

  1. レッドポイントの作り方
    • プラ板で作る
    • ランナーで作る
    • メタリックシートで作る
  2. 貼りつける場所
    • モールド内に配置する
    • バランスを考えて配置する

第2回「劇的に映えるレッドポイントの作り方」では、レッドチップのサイズ、貼り方(セメントの選択)、その他の注意点について説明していきます。