ガンダムアーティファクト4完全塗装 パラス・アテネ 改造編

パラス・アテネ_中編_サムネ プロセス

この記事は、ガンダムアーティファクト第4弾から「パラス・アテネ」をチョイスし、レビュー⇒ディテールアップ⇒完全塗装まで仕上げていく過程を記しています。

このパラス・アテネは、第3弾のキュベレイをまたまた超えてくるくらい超絶カッコいい機体です。

今回、第2回では塗装とディテールアップを見据えた改造を中心に紹介しています。

ただでさえカッコイイ ガンダムアーティファクトを改造、塗装して、更にワンランク上の仕上がりを楽しみましょう!

ガンダムアーティファクト4 パラス・アテネ 改造編

パラス・アテネ_前編_21

では、早速ディテールアップに入ります。

今回も後ハメ加工から処理していきます。塗装までを考えると是非ともやっておきたい加工です。

後ハメ加工

まずは肩パーツです。ここはどうしても切り離しておきたいところです。最終的にはセメントで固定するので、思い切って切っちゃいます。

パラス・アテネ_前編_43

その次は前腕部です。これらのはめ込みパーツを見ていると、後ハメ加工がし易い構造にしてくれているのかなという気もします。

非常にやりやすいです。

パラス・アテネ_前編_41

そして手首のパーツです。

キュベレイの時と同じように手首は後から差し込めるようにします。これもダボを切り取るだけなので簡単ですね。最終的にはセメントで接着してしまいます。

パラス・アテネ_前編_44

背中のミサイルランチャーのフレームも後ハメにしちゃいます。

これは胴体側のダボを切り取るか、背中のフレームのダボ穴の方を加工するかで迷います。

今回は、背中のダボ穴の方はパーツがもろそうなので、胴体の中のダボを切除して深く差し込めるようにしています。

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だったら、ということで、背中のバーニアも後ハメにします。

パラス・アテネ_前編_42

これだけ後ハメにしておけば、塗装も楽になるはずです。

ちょっと画像を撮り忘れましたが、足首も後ハメにしています。

接着と合わせ目消し

次に、合わせ目を消していきます。まずは肩部です。別にこのままでも悪くない気がしますが、個人的には消しておきたいところです。

パラス・アテネ_前編_16

前腕部も目立ちますね。これらも消していきます。

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後は何といっても、このボディの中心線ですね。残している作例が多いのですが、ワタシ的にはちょっと気になるので、消していきたいなとおもいます。

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ABS素材なので例の「ムニュ」はありません。今回はタミヤのベーシックパテで埋めていきます。

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パテ埋めして、綺麗に整形しました。このパテはヒケるので、思い切って乗せていきます。普通のプラ素材と違ってABS素材だとふにゃることはありません。

画像だと左側の先が既にヒケはじめてますね。

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ベーシックパテはスパチュラを使うとやり易いです。スパチュラは100均のシリコン製のを使っています。

モールドの彫り直し

さて、モールドですが、キュベレイの時と違って、パラス・アテネの場合は、広い面積に入っている分かり易いモールドがあまりないので、腰回りのフレームを中心に数カ所だけです。

下図のような箇所は、BMCタガネの0.3ミリとスピンモールドの1.0ミリで加工していきます。

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ちょっと見辛いかもですが、0.3ミリのピンバイスで穴あけなども行っています。

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パーツが極小なので、スピンブレードよりもスピンモールドの方が圧倒的に使い易いですね。

⇒スピンモールドの使い方についての記事を見る

金属パーツ

ぷらもっちさんで販売されているこんな感じのディテールアップパーツも少しだけ埋め込んでいこうかと思います。

もともとあったマイナスモールドは削り取りました。

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ハイキューパーツのヤツでも同じですね。その場合はパイルよりもリベットの方が使い易いかもです。

軸入れ・磁石

左腕の前腕部はもともとロールするようにできていますが、右腕は固定されています。

しかし右腕もロールさせることで、若干ポージングに自由度が出るので、肘で一度切り離して、1.0ミリの真鍮線の軸を入れてロールできるように加工します。

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上腕と前腕を切断して、1ミリの真鍮線を差し込むだけですが、パーツが小さいので丁寧に。

次に、今回右手の2連装ビーム砲をネオジウム磁石でくっつけます。こうすることで真下を向いているビーム砲に角度がつけられると思います。

というかゲート処理の時に誤って右前腕部のダボを切除してしまったので、仕方なくという面もありますが、、

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ハイキューパーツから出されている直径2ミリ×厚み1ミリのネオジウム磁石を使っています。

モノアイ

最後に、モノアイです。これは今回悩みました。

前回のキュベレイの時は、0.3ミリの真鍮線の先を金属用塗料で塗装して埋め込んだのですが、今回のパラスアテネは、それよりも更にパーツが小さく、顔パーツの中心部に穿孔するのはかなりリスクが高いなと思います。

⇒ガンダムアーティファクト3キュベレイの改造に関する記事を読む

ということで、今回は0.3ミリのシールで対応します。日和りました。。

ということで球ぐり登場です。

パラス・アテネ_前編_33

この球ぐりの0.3ミリを使って、HGシリーズとかで使わなかったシールのラメ部分から、直径0.3ミリのシールを切り取ります。

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で、貼るとこんな感じです。

モノアイを入れない作例も多く見かけますが、やはりちょっと目が入ると違ってきませんか。

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あきらめたくなる気持ちも分かりますが、これならリスクゼロでとても簡単です。

まとめ

さて、ここまで処理をしたら、一旦仮組です。

パーツが小さいのでちょっと時間がかかりますが、やはり非常によいキットですね。作りながらうっとりしてしまいます。

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両肩の拡散粒子砲の発射口も開口してありますが、ここにはメタルビーズを埋め込む予定です。

モールドのままでも良かったのですが、ちょうど良いサイズのメタルビーズを手芸のトーカイで見つけました。

あと、ちょっと寂しいなという部分にいくつかプラ板を貼っています。

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いいですね。今回もかっこよくなりそうな予感!

次回は、サフ、塗装、仕上げに移行します。

かなり細かいのですが、エアブラシも使っていきます。エナメル塗料も使用しますよ。