この記事は、ガンダムアーティファクト第4弾から「パラス・アテネ」をチョイスし、レビュー⇒ディテールアップ⇒完全塗装まで仕上げていく過程を記しています。
このパラス・アテネは、第3弾のキュベレイをまたまた超えてくるくらい超絶カッコいい機体です。
この前編ではディテールアップを前提としたレビューを中心に紹介しています。
ただでさえカッコイイ ガンダムアーティファクトを改造、塗装して、更にワンランク上の仕上がりを楽しみましょう!
ガンダムアーティファクト第4弾 パラス・アテネ レビュー
パラス・アテネは、黄緑を基調としたカラーリングで、脚部の中心に入るラインや動力パイプなどに配された黄色が特徴的な機体なので、今回の塗装もこのあたりは本筋に沿って塗装していこうかと思っています。
重MSだけあって、全身にちりばめられた多彩な搭載火器は圧巻です。
グレネード・ランチャーを併設する二連装ビーム・ガンや腕部メガ・ビーム砲、肩部拡散ビーム砲と多数のビーム兵装を装備し、さらに背面バインダーには8基の大型対艦ミサイルを装着しています。
そして、HGUCとの決定的な違いがあって、HGUCではのっぺりとしたムーバブルシールドだったものが、GAではミサイル射出用の可動フレームへと大胆に改変されています。
カラーリングなどからなんとなくバッタを連想してしまうのですが、この背面を見ると機械仕掛けの昆虫じみたギミックがギチギチと気味の悪い音を立てて動きそうで、なんというか、HGUCの印象とは少し違う「異形」なヤツです。
これは塗装したらカッコよくなること間違いなしです。
パッケージ
まずはパッケージです。まあいつもと変わらず。
第3弾の時はキュベレイでしたけど、第4弾にはパラス・アテネが載っています。シリーズの中の一推し機体を掲載する方向なのかな?
パーツをランナーのまま並べてみました。パーツ数が多い。HGだってこれより少ないパーツの機体あるやろって感じです。
73番まで番号振ってあるけど、73番のパーツだけで8個あるから、パーツ総数は80を超えていますね。
てゆうかパーツもちっさ。普通に机の上で作ったら絶対紛失するパターンのヤツです。ABSがいくら硬いからって言っても絶対破損させてる人多いと思いますね。
一度パチ組したら解体したくないレベルです。
今回は、ちょっと作り辛いけど紛失防止のために箱の中で作業します。
あと年配の人にはルーペも必須ですね。後述しますが、ルーペがあっても、切っちゃいけないトコロを切り落としてしまいました。
もちろんセメントはABS用です。
パチ組レビュー
一気に組み立ててみました。非常にいい感じですね。しびれます。
ただパーツが異常に細かいので先細薄刃ニッパーと作業用ケースは必須ですね。うっかりパーツを飛ばしてしまうともはや見つけられません。
HGUC版のパラス・アテネとはもはや別機体ですね。
2連装ビームは、取り付けダボを誤って切断してしまいました。現段階では取り付けできません。
肩のパーツは個体差だと思いますが、取り付けて数秒経つとはじけ飛ぶように外れるので、今は外しています。
正面と背面にパーツの合わせ目が気になるところがかなり多いです。
しかし、背面のミサイル射出用のギミックのカッコいいことといったらないですよ。ホントこのパーツ構成でHG化して欲しいものです。
モールドが甘いところは多いです。彫り直したいところが随所にあるかも。
最後に定番のサイズ感です。このサイズ。あいかわらずちっさい!
塗り分けが非常に大変そうなので、後ハメ加工はかなり数が多くなると思います。
ぱっと見では、肩、背中のミサイルランチャー、手首、バーニアあたりでしょうか。詳しくは次回の改造編で説明していきます。
直近で制作したアーティファクトシリーズとの比較です。キュベレイとドムトローペンを一緒に置いてみました。
パラス・アテネは、大きなパーツが少なく、かなり細かいパーツの組み合わせで構成されていることが分かります。
直近で組んだHGメッサーと比較するとこんな感じ。
よくよく見ていくと、いくつか気にある部分はありますね。
実際に組み立ててみると分かりますが、全体体に武器類が多過ぎて窮屈な印象です。情報密度が濃ゆいとも言えますが、ワタシ的には少々つらいかと。
右腕もロールできるともう少しポージングが良くなるかなとおもいます。
あとはモノアイですね。これ塗れるのかな、、 心配です。
まとめ
ではこの記事のまとめです。
このあとディテールアップから塗装まで行う上で、改修ポイントをまとめました。
・合わせ目が目立つ
・後ハメ加工多そう
・脚部の接地がいまひとつ
・モールドが甘い
・右腕の稼働がなく辛い
・左腕はロールするが、実質動かせない
・右腕の2連装ビーム砲の取り付け
・モノアイどうするか
とにかくめちゃくちゃカッコいい機体であることは分かりましたので、早速、上記を解消すべく改造に移っていきます。