ガンプラのモノアイ改造は、MSの個性を引き立たせる重要なカスタマイズ要素です。
そこで今回は、コストに応じたモノアイ改造方法を4つ紹介します。
手軽に始めたい初心者から、こだわりを追求したい上級者まで、費用別にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
超簡単!費用で選ぶモノアイ改造方法5選
モノアイ改造にかかる費用別に、5つのアプローチをご紹介します。
それぞれの方法は価格に応じて異なる仕上がりを楽しめます。
その1_100円コース
100均で売っているラインストーンシールを使用するもっとも簡単なモノアイ改造です。
簡単にモノアイに立体感と輝きを追加できますので、意外と馬鹿にできません。
ぱち組派の方でもたったこれだけで、驚くほど出来栄えが違ってきます。
■使用アイテム:
①100均で売っているラインストーンシール
ラインストーンは、形状や色、サイズの種類が豊富で自由度が高いのがいいところです。扁平なシールと比較するとダンチでリアルな表現が可能です。
付属の紙のシールだとやっぱり安っぽい感じ出ますよね。。
同じシールでもこちらはラインストーンシールです。
どうでしょう。たったこれだけで随分と印象が良くなったのではないかと思います。
これだったら、コストを抑えつつも、見栄えの良いカスタムが楽しめますね。
因みに私はダイソーのラインストーンシールを愛用しています。
その2_200円コース
この方法は、手持ちのビームサーベルの余りパーツを再利用してモノアイを改造する、これもまた非常にコスパの良い手法です。
■ 使用アイテム:
①ビームサーベルのあまりパーツ
②水性ホビーカラー クリアレッド
まずは、モノアイのサイズをはかって、それと同じ直径の部分のサーベルから、モノアイのベースを切り出します。
次に、切り出したモノアイのベースに水性ホビーカラーのクリアレッドをのせていきます。表面張力で少し盛り上がるくらいが良いと思います。
これをシールの代わりに接着していきます。
このとき使用する接着剤はエポキシ接着剤です。なぜ、エポキシ接着剤なのかについては後述しますね。
するとこんな感じです。
シールだとこうはいきません。この手法もめちゃくちゃ手軽にできるので初心者に超おすすめです。
その3_300円コース
次にホログラムテープ(ラメテープ)とHアイズを使った超キラキラ、輝き抜群の立体モノアイです。
■使用アイテム:
①100のホログラムテープ
②Hアイズ
100均のホログラムテープは、色が豊富で色々楽しめるところが良いところです。そこにHアイズを使うことでより立体的で輝きのあるリアルな表現が可能となります。
まずはふつうに作るとこんな感じ。
まあ、このキットの場合はこれでも全然okなのですが、少し手を加えてみます。
マスキングテープの上に貼ったホログラムテープをパンチコンパスで抜いて、モノアイベースに貼ります。
パンチコンパスってなによ?という方はこちらを参照下さい。
もうすでに、いい感じが出ていますが、この上にタミヤのエポキシ接着剤でHアイズを接着します。
おぉ~。輝きが、、輝きがダンチや。
いい感じにできましたね。
たった300円ということで、コストを抑えつつも、見栄えの良いカスタムが楽しめます。
因みに私はダイソーのラメテープを愛用しています。
その4_700円コース
少し費用も高めになってきましたが、、
次は、HアイズとWAVE Uバーニアフラットを使ったこちらの手法です。
情報量をもうちょっと増して、精密な仕上がりを目指す方にぴったりです。
■使用アイテム:
①Hアイズ
②100均で売っているホログラムシール
③WAVE Uバーニアフラット
まずは、Uバーニアフラットの上にホログラムシールを貼り、Hアイズを乗っけます。
すると、こんな感じ。
モノアイの周囲に立体感が加わり、Hアイズだけよりも少しだけ情報量が増した感じがしますね。
ヘッドパーツに組み込んでみるとこんな感じです。
正直、ちょっと見辛いですね。近くで見ないとあんまり気付かないかも。しかし、ディテールアップとはそういうものです。
自己満足の世界ですから笑
その5_900円コース
この記事の中で最も費用がかかる900円コースは、HアイズとSPプレートを組み合わせた本格的な改造です。
使用アイテム:
①Hアイズ
②水性ホビーカラー クリアレッド
③SPプレート2.5
しかし、作業自体は極めて簡単です。
Hアイズに水性のクリアレッドを塗装し、SPプレートにはめ込むだけです。
SPプレートを使って光を反射させることで、よりメカニカルで重厚な印象のモノアイに仕上がります。
細かいディテールにもこだわりたい比較的上級者向けの改造方法ですかね。
モノアイ製作に使用する道具
モノアイ改造に欠かせない道具も合わせて紹介します。
これらのツールを使えば、より精度の高い作業が可能になります。
ピンバイスとスピンブレード
モノアイ部分を開口するためのピンバイスとスピンブレードは、精密な穴あけ作業に欠かせません。
ピンバストスピンブレードの使い方はこちらを参照下さい。
⇒円形モールドでガンプラ改造の精度を高めドレスアップ
手動で少しずつ作業できるため、少々手間はかかりますが、比較的簡単にモノアイをセットするための穴あけが可能です。
ピンバイスでスピンブレードの為のガイドを作っておいて、スピンブレードで整形します。
すると底辺が平らなきれいな円形モールドができます。
スピンモールド
ピンバイスとスピンブレードの合わせ技よりももっと楽に穴をあける方法があります。
それがスピンモールドです。
スピンモールドは、スピンブレードの先端に突起がついたようなツールで、ピンバイスでガイドを彫らなくても、いきなり綺麗な円形の凹モールドが制作できます。
スピンブレードよりも開口する円の精度が高く、作業も簡単です。
エポキシ接着剤
モノアイ改造パーツの接着にはエポキシ接着剤が最適です。強力な接着力で、長期間の使用でもしっかりと固定できます。
エポキシ樹脂に関する記事はこちらを参照ください。
⇒ワンランク上のディテールアップを極めるセメント3選
エポキシ接着剤は、プラパーツ用のセメントの様にパーツを溶かすことがありません。
また、乾燥後も透明感があるので、ホログラムシールの上にHアイズ乗せる時などは、ホログラムシールの煌きを損なうことなく接着できるので最適です。
ノギス
パーツのサイズを正確に測るために使用するノギスは、ミリ単位の調整が求められるモノアイ改造において非常に重要なツールです。
マジカルピック
小さなパーツを正確に配置するためのマジカルピックは、特にHアイズやラインストーンを扱う際に便利です。
年輩の方にとっては細かい作業が楽に進むのでありがたいツールなのではないでしょうか。。。
まとめ
いかがでしたか?
費用に応じて選べるモノアイ改造方法を紹介しましたが、どれもそれぞれの良さがあります。
手軽にできる改造から、より本格的な仕上がりを目指したい場合まで、ぜひ挑戦してみてください!