今回は、株式会社ファンテックの超硬スクレーパーCS-Pをレビューしていきます。
面出しとエッジ出しに重宝するやつです。
ちょっとお値段が高い気もするけど、これが一本あると作業性が全然違うんだわ。
とういうことで、いろいろ書いていきます。
ファンテックの超硬スクレーパー CS-P
取り敢えず、パッケージと付属品です。
(ちっさ!!)
特長は、超硬合金(カーバイト)を削りだしてるってところ。
めちゃくちゃ硬いカーバイトを使用することで驚きの切れ味と高耐久性を実現してるそうです。
実際使ってみるとその切れ味にちょっと怖くなります。
刃の形状は三角錐でエッジは鋭くシャープ。
最大径φ2.34mm
加工可能な材質は、プラスチック、アクリル、レジン、アルミ、真鍮等。
真鍮?? 金属もいけるんだ!
ワタシはやらないけど。
先端部に行くにしたがって細くなっており、狭小部や奥まった部分のバリ取り、カンナ掛けが可能。
リューターに装着しての使用も可能(軸径φ2.34mm)らしい。
さすがにリューターにつけたことはないなー。
これはあかんやろ…
なぜって?
すでに一本折っているから(号泣)
硬い硬いつっても細いもん。
扱いが雑だとすぐこうなるよ。
つか、保管の方法で失敗したね。
ピンバイスにスクレーパーをつけっぱにしておくのはすっごい危険!
ピンバイスが立ててあるペン立てが倒れて、さきっちょが折れた。
心も折れたわ。
だから、リューターになんて装着しないよ。ワタシは。
また折れる気がする。
ピンバイスにつける
この超硬スクレーパーCS-Pはピンバイスに装着して使いましょう。
とりあえず装着。
ピンバイスはとりあえずタミヤの使ってるけど、なんでもいい。
ただ、けっこう繊細な作業になるから、できるだけ軽いピンバイスがいいと思う。
ピンバイスが重いと細かい作業がし辛いよね。
実演 面出しとエッジ出し
ではさっそく。
面出しから。
といっても面出しに使える刃の範囲は凡そ10mmくらいなので、
あまり広い面の面出しはできないね。
くぅ~。
しびれる。
凄い切れ味。
面出しのときの刃の入れ方はこんな感じがいいと思うよ。
スクレイパーの先端は三角錐になってるんだけど、
この三角錐の辺でなぞる感じ。
でもって、エッジ出しいってみようかね。
C面を削ってみます。
うーん。
これもいい感じ。
気持ちいいわ。
だけど、ちょっと難しいのが刃を入れる時。
削りの始点のところは要注意。
ほんとにうまく刃を入れないとこんな感じになっちゃう
ガタガタになっちゃった…
泣けてくるね…
ちなみに、エッジ出しの時の刃の入れ方はこんな感じがいいと思う。
面出しとはちょっと違って、 スクレイパーの三角錐の面を滑らせる感じやね。
面をピタッとあてて。
力を入れすぎるとパーツに刃が食い込んで
二つ前の画像みたいにガタガタになるのでこれも注意して。
因みに、折れた1本目は…
折れた1本目もピンバイスに装着してもっぱら面出しに使ってます。
先の細いところが折れちゃったので、細かい作業はできないけど、
まだまだ残った部分の切れ味はサイコーなので。
現役です!!
まとめ
細長いパーツとか小さいパーツの面出しやエッジ出しはやすりでは難しいと思う。
だから、
この「ファンテックの超硬スクレーパーCS-P」を1本持っておくと何かと便利です。
毎回毎回ピンバイスに装着するのは面倒だけどね。
専用のピンバイスにさしておくとヤスリよりも手早く使い易いかも。
但し、折れ易いので保管には十分注意して下さい!
他にもいろいろツールを紹介しています。紹介記事はコチラ。