全8回にわたってお伝えしている「HGUC YMS-15ギャンREVIVE版」製作の第8回です。
第6回はコチラです。
第7回はコチラです。
ギャン製作もいよいよフィナーレを迎えます!
最後は、デカールやエングレービングシールを使ったディテールアップ編です。
シール保護のためのトップコートが乾くまで全く気を抜けません!
有終の第8回です!
デカールとシール
まずは「デカール」と「シール」についてのおさらいです。
シールとは?
シールというのは、みなさんご存じの通りです。
紙などに模様や文字をプリントし、その裏側には糊(粘着剤)が塗られているものです。
HGシリーズに同梱されているのがいわゆる「シール」ですね。
こんなやつです。
![ギャン製作第8回_17](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9064.jpg)
シールのメリットは… 台紙から剥がして貼るだけなので取り回しが簡単です。
それと一般的に値段が安い!
ワタシは100均のコスメコーナーなどで、ガンプラに使えそうなシールを物色します。
変な人だと思われたってかまやせんのです。
デメリットはというと、厚みがあるので、段差が生じますから、やはり違和感はあります。
また、この厚みの為に、曲面や球面に貼るのは難しいという点もデメリットです。。
デカールとは?
ここで言うデカールは「水転写式デカール」のことです。
こんなやつですね。
![ギャン製作第8回_18](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9027.jpg)
水転写式デカールは、薄い樹脂シートに模様がプリントされていて、そのシートの裏側に水溶性の糊を塗布して、台紙に貼り付けたものです。
使用する時は、模様を切り取り、台紙ごと水に浸けます。
すると、 水溶性の糊が溶け、台紙からシートが剥がれますので、すかさずこれをすくい上げ、プラモデルの方に貼り付けるというものです。
メリットは、シールよりもはるかに薄いので、下地との段差が小さく目立たない点です。
また、薄いので、シールと比べると曲面や突起、凹みなどにも馴染ませる事が可能です。
デメリットは、やはり取り回しが面倒で、ちょっと貼り方が難しい点でしょうか…
水に長く浸け過ぎると、糊が全部溶けてしまって、パーツに貼り付かなくなりますし。
一度貼り付けたデカールについては、再利用はほぼ不可能です。
あと、やはりちょっとお値段が… って感じですかね。
因みに、粘着力の薄くなったデカールをしっかり貼り付けるための糊や、デカールを柔らかくして、曲面などに貼り易くするものも販売されています。
こうしたものをうまく使っていくと上手に貼れます。
因みに、粘着力の薄くなったデカールをしっかり貼り付けるための糊がマークセッターです。
![ギャン製作第8回_16](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9066.jpg)
デカールを柔らかくして、曲面などに貼り易くするのはマークソフターです。
ドライデカールとか、水圧転写デカールとかありますけど、こちらは使ったことがないので省略です。
今回のHGUCギャンには、デカールとシールの両方を使っていきます。
エングレービングシール
今回のギャンの装飾の見せどころです。
エングレービングを塗装で魅せるのはかなり至難の業です。
しかし、シールならお手軽で尚且つ見栄えもかなり良くなります。
金色のエングレはとくにゴージャス感がでます。
今回はこちらを使用しています。
![ギャン製作第8回_15](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9067.jpg)
あんまり貼り過ぎるとゴテゴテしまうので、ワタシは少なめが好きです。
こんなもんでどうでしょうか。
![ギャン製作第8回_21](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9019.jpg)
![ギャン製作第8回_13](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9069.jpg)
![ギャン製作第8回_20](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9024.jpg)
ジオン系デカール
次に、ジオンの機体であることを示すマークを貼っていきます。
今回はこちらを使用します。
![ギャン製作第8回_19](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9026.jpg)
今回は、シールド、前後部スカートだけにしておきましょう。
そうそうギャンはツィマット社の開発らしいので、社名も入れておきましょうかね。
![ギャン製作第8回_14](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9068.jpg)
![ギャン製作第8回_12](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9072.jpg)
![ギャン製作第8回_11](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9073.jpg)
コーションデカール
エングレービングシールを邪魔しない程度に貼っていきます。
こちらを使っています。
ハイキューパーツから出てるやつです。
![ギャン製作第8回_18](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9027.jpg)
このコーションデカールは、ちょっと貼っておくのがおススメです。
全体が引き締まるというか、それっぽくみえるので良いのです。
![ギャン製作第8回_10](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9074.jpg)
![ギャン製作第8回_08](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9079.jpg)
![ギャン製作第8回_07](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9081.jpg)
![ギャン製作第8回_09](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9075.jpg)
トップコート
最後は仕上げ材を吹いて終了です。
シールもデカールも放置しておくと剥がれてくる恐れがあります。
なので、コーティングをしておくと安心です。
ただ、今回のようなエングレービングシールの場合は、悩むところです。
この上から艶消しを吹くのはもったいない気がします。
かといって光沢を出すのも違う気がするし…
じゃあいっそシールは最後にしてコーティングをやめるか… とか
いろいろ悩むのも楽しいですね。
今回は艶消しをデカールの周りだけに吹きました。
有終の第8回 まとめ
まとめの完成画像です。
![ギャン製作第8回_06](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9082.jpg)
一応比較画像も。
![HGギャン_RIVIVE制作01_27](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_8397.jpg)
![HGギャン_RIVIVE制作01_29](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_8389.jpg)
手を入れる前は、パチ組でも「カッコイイジャン」って思ってましたけど。
やっぱり手を入れた方が気に入ってますね。
![ギャン製作第8回_06](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9082.jpg)
![ギャン製作第8回_04](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9084.jpg)
![ギャン製作第8回_01](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9087.jpg)
![ギャン製作第8回_03](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9085.jpg)
![ギャン製作第8回_02](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9086.jpg)
毎日時間がとれるわけでもないので、実稼働で35時間くらいでしょうか?
ちょっといろいろあって今回長かったけど。
やっぱガンプラは楽しいわ。
![ギャン製作第8回_05](https://plafreak.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9083.jpg)