ピクセル迷彩が簡単にできるって知っていますか?
この記事では、ガンダムビルドバイバーズよりザクレロハロを使ってピクセル迷彩塗装の手順を説明します。誰でも簡単に本格的なピクセル迷彩(デジタル迷彩)が実現できます。
でもこれ一体どうやって塗装してるのかよく分かりませんよね?
実は、ちょっと前にやったスプリッター迷彩の応用で簡単にできちゃうんです。
では早速。ザクレロハロさんです!!
なんか蝙蝠みたいでかわいい…
こいつをデジタル迷彩で激渋にしていきます。
デジタル迷彩とは?
デジタル迷彩というのは、まあ当たり前ですけど、迷彩パターンの一つで、ピクセル迷彩とか、ドット迷彩とも呼ばれています。
2種類以上の色が用いられる迷彩柄で、パターンが四角形のドットで構成されています。
アメリカの軍隊で採用したこのパターンの迷彩服は「UCP」と呼ばれてます。
これは、「Universal Camouflage Pattern」の頭文字を取った単語で、「ユニバーサルカモフラージュ」という迷彩柄です。ユニバーサルと呼ばれる通り、どんな環境課でも、たとえば自然環境の中でも、市街地のなかでも、目立たないデザインだそうです。※「ピクシブ百科事典」より
こんな感じのパターンです。
ピクセル迷彩の製作フロー
今回のデジタル迷彩塗装のメニューです。
1.パーツ全体を軽くヤスル
2.迷彩色以外の塗装個所を決めて塗装
3.迷彩色を決める
4.下地(第1層)の塗装をする
5.マスキングテープをカットするる
6.第2層用のマスキングテープを貼る
7.迷彩色(第2層)を塗装する
8.第2層のマスキングテープを剥がして、乾かして、第3層用マステを貼る
9.迷彩色(第3層)を塗装する
パーツ全体を軽くヤスル
初めてのデジタル迷彩塗装なので、お手軽にさくさく進めていきたいところです。
サフも、まあ別にいっかぁーということで、パーツに直接色を載せていきます。
といってもワタシが使うのは、水性塗料なので、そのままのパーツにいきなり色を乗せると…塗料がはじかれてしまいます…
全く色が乗らない…こともないけど、やはり塗り辛いし、剥げやすい!そこで、ペンサンダーでパーツ全体を軽くこすっておきます。
なんせパーツ数が少ないんで、10分くらいで終わります!凄いぜペンサンダー!!
迷彩色以外の塗装個所を決める
迷彩塗装メインなので、細かいことは気にしない体で進めていきます。ハロプラはパーツ数が少なくて楽でいいですね。
ただ、それだけではさすがに芸がないので、少しだけ色分けします。といっても、迷彩色以外で使用するのは今回は3色のみです。
まずは、「タミヤアクリルミニXF-13濃緑色」です。
で、塗装するとこんな感じ。これでミリタリーっぽい雰囲気が出る。 はず…
それから、瞳の部分です。「水性ホビーカラー メタリックレッド」を塗ってから、「タミヤアクリルミニX-27クリヤーレッド」を乗せます。
普通のレッドよりも、ちょっとキラッとする。はず…
いい感じになりました。これうまくやったらキャンディ塗装っぽくなるかも。
最後にもう一つ。手(刃物)の部分とバーニアの部分の塗装を金属色で塗装しようと思います。
でもこれは、最後の迷彩塗装が乾いた後で塗り分けます。
迷彩色を決める
スプリッター迷彩でも書きましたが、迷彩色は、同系色でまとめるのが基本です。今回も、3色でまとめようかなと思います。
この3色を選んだり理由は… そうですねー。迷彩柄の失敗があんまり目立たないように、よくある感じの配色にした!って感じですね(笑)
多分、デジタル模様が変でも迷彩っぽくは見えるはずです。
●第1層(下地) タミヤアクリルXF-57「パフ」
●第2層 タミヤアクリルXF-59「デザートイエロー」
●第3層 タミヤアクリルXF-49「カーキ」
迷彩色で塗装するパーツはこれらのパーツです。数少なっ!!
下地(第1層)の塗装をする
では早速、迷彩色の第1層を塗装していきます。
●第1層(下地) タミヤアクリルXF-57「パフ」
まあ、ベースなんで、普通に塗装します。マスキングを多用するので、やはりエアブラシは欠かせませんね。
因みに、ワタシは、クレオスのL5使ってます。
筆塗りでも行けると思いますが、今回は細かいマスキングをビシバシ貼るので、エアブラシの方がいいかなと思います。
取り敢えず前半戦の塗装ではこんな感じになりました。
マスキングテープをカットする
さて、今回のデジタル迷彩で一番大事なところです。できれば、専用のシールが欲しいところですけどね…
ということで、あえてのマスキングテープで勝負です。まあ、要はピクセルのパターンを再現できれば良いわけで。
何種類かのピクセルサイズに切り出したマスキングテープを重ねて模様を作ります。
まずは、マットにマスキングテープを貼って用意します。
今回使用するザクレロハロは小さいので、ピクセル模様の1辺を2ミリの正方形で想定します。
ただ、2×2ミリの正方形のマスキングテープを量産すると貼っていくのがめちゃくちゃしんどい!!はず。
なので、少し長くしてバリエーションを作っておくことにしました。
こいつらを組み合わせてピクセルパターンの迷彩柄に仕上げていきます。
前半まとめ
前半のまとめです。
1.パーツ全体を軽くヤスル
全体を軽くヤスリがけしておくことで、成型時の油分を落とします。表面をざらつかせることで、色のノリも良くなりますよね。
2.迷彩色以外の塗装個所を決めて塗装
迷彩色を塗装しないパーツは、まとめて同色で塗ってしまいます。迷彩塗装がメインなんだし、この辺りはざっくりやります。
3.迷彩色を決める
3色で迷彩を作るのか、4色で作るのか、色数が決まったら、どのような色をチョイスするのか。
一番楽しいところですね。これはないだろ、って配色が意外と良かったりもするので、このあたりは出たとこ勝負です。失敗しても水性ならマジックリンで一発です。(実際に後でやることになる…)
4.下地(第1層)の塗装をする
さくさく塗っていきましょう。一番薄い色をベースにしたほうが色のノリも良いように思います。
5.マスキングテープをカットする
まずは、ピクセルの縦横サイズを決めます。次に、ピクセルパターンを再現するために、長さの異なる何種類かのピクセルテープを用意します。これらのテープを組み合わせて迷彩パターンを作っていきます。
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