キャンディ塗装って難しいって思っていませんか?
この記事では、水性アクリル塗料を使ってキャンディ塗装を再現する方法について解説していきます。誰でも簡単にできるキャンディ塗装で飴色の輝きを実現します!
今回は、水性塗料で本気でキャンディ塗装してみる件の第2回です。クリアレッド6回でそこそこいい「りんご飴」になりました。
今回は、更にこっから透明クリアを重ねていきます。そしてそこからのコンパウンド艶出しです!
前回は、クリアレッドを6回重ね塗りするところまでやりました。
キャンディ塗装とメタリック塗装の比較記事はコチラ。
透明クリア塗装とコンパウンドによる研磨
いろいろなサイトを見ているとクリアカラーの塗り重ねでキャンディ塗装を終えているものが多々あります。
確かに、作品の出来栄えも良く、特に問題ないようにも思います。しかし、やはり表面の輝きと下地が透けて見える透明感を出すには表面の研磨が必要です。
特に水性塗料は発色がラッカー塗料には劣るので、こうした地道な作業で挽回したいところ。
目の細かいコンパウンドで磨くとはいえ、折角塗り重ねたクリアカラーの層を薄くしたくないので、クリアカラーの上に更にクリア(透明)な層を作ります。
このクリア(透明)な層の表面をピカピカにすることで、キャンディ塗装が更に輝くはずです!
クリアコートを塗装する
よりキャンディ感を出していく為に、今回はココからクリアコートを重ねていきます。
そのあとでコンパウンドで磨くので少し厚塗りしていきます。
では1回目。
ん?
ん?
なんか…。
逆に濁ったような…
これ大丈夫なの…?なんて迷いながらも、良く乾かして2回目。
分かりますかね…?クリア塗装前のりんご飴感が戻ってきました。見た目ほとんど変わりませんけど…
ちょっとほっとしました。ここまで来て思うのですが、下地のシルバーにもう少し遊びが欲しかったかも…
下地に模様があるともっとキャンディな感じが増したのでは?という迷いを拭い去って、さらに3回目。
キャンディ感は出てますね。クリア塗装前とあんま変わってない気がしますが…
ここでしっかりと乾燥させてから、磨いていきます。
研磨剤でみがく
今回研磨で使うコンパウンドです。
粗目から徐々に目の細かいコンパウンドにしていくのが良いのですが、思ったよりも透明塗料の表面が平滑なので、ワタシは細目から使っていきます。
あんまり違いがない?なんかあんまり違いないが…などという迷いは捨ててひたすら仕上げ目で磨く。
大事なのはよく乾かすことです。
キャンディ塗装まとめ
完成です!前回のSDサザビーよりは飴感がでてますね。
そこそこ綺麗にできました。ただ、記事の途中でも書きましたが、下地のシルバーに遊びがあるともっと良かった。
つまりもう少し下地模様が分かり易いともっと良かったのではないかと思います。それはまた別の機体で別の色で再挑戦します。
▶キャンディ塗装で気を付けたこと
1.クリアカラーは回数大目で。最初は薄く、最後の方は厚めで塗装する
2.クリアコートはコンパウンドで磨くことを想定して厚めに塗装する
3.コンパウンドはクリアコートの表面だけをならすようにあまり力を入れない
では、次回は、もう一機のサザビーをメタリック塗装していきます!
ラップ塗装編はこちらです!