全8回にわたってお伝えしている「HGUC YMS-15ギャンREVIVE版」製作の第5回です。
第3回はコチラです。
第4回はコチラです。
前回までに一通り基本工作が完了しましたので、いよいよ塗装の準備を行っていきます。
今回は、塗装前の重要な下準備であるパーツ洗浄とサーフェイサー吹き付け及び確認というのを実践していきます。
サフを吹いた後にチェックしていると愕然とすることありませんか。
ありますよね。
戦慄の第5回です。
綺麗にすると見えてくる戦慄の小傷ども
塗装の前には下準備が大切です。
この下準備は、これまでやってきたディテールアップを完成させるフェーズです。
ディテールアップ丁寧にやったし、洗ったら即塗装?
多分無理です…
きれいに洗うと見えてくるんです…
サフを吹くと浮き上がってくるんです…
小さな傷どもが。
丁寧に平らにヤスったつもりでも、
継ぎ目に注意してスジボリしたとしても、
100%綺麗にできた!!
なんてことはないんですね…
では洗っていきます。
洗浄
食器用の中性洗剤をつけて歯ブラシで洗ってましたけど。
なんかイマイチ洗剤が落ちてないとか、
スジボリ跡のカスが落ち切らんとか、
ストレスがたまるときがあります。
で、お値打ちな超音波洗浄機を購入しました。
ちっちゃいやつね。
しかし、驚きましたね。
油汚れは落ちませんが、削りカスがおっそろしく落ちる。
気持ちがいいくらいカスが取れるの。
もっと早く使えばよかった…。
ちょっと見辛いんですけど、かなり削りカスが落ちています。
歯ブラシを使って、中性洗剤で洗っていた時期もありましたが。
超音波洗浄機は楽ですし、とにかく細かい削りカスがすっごくとれます。
気持ちいいです。
時短には欠かせませんよ。。
でも大きいのって高いんですよね…
それから。
洗浄した後にティッシュペーパーで拭くのは絶対にやめましょう…
めっちゃほこりが付きます…
洗った意味がなくなってしまうので。
キムワイプのようなホコリの出ない吸水シートの上で乾燥させましょう。
サーフェイサー
よく乾燥させたらサフに突入です。
ワタシは水性のサーフェイサーを使用します。
今回は1000番を使用しています。
クレオスのアレですね。
ちょっと前までは、ファレホのを使っていましたが、
希釈がどうもうまくゆかず、こちらに切り替えました。
はっきりいって超楽です。
サーフェイサーは、パーツをばらして吹くのはあんまりやりません。
腕とか、胴体とか、頭とかざっくり組んでから吹きます。
パーツ毎に吹くと、水性サフは、干渉するところが剥げます…
これが嫌なんですね。ワタシは。
被膜が弱いので、水性サフや塗料は、干渉部分には塗りたくないんです。
ある程度組んでからサフを吹くと良いこともあります。
サフが付いている部分が塗装する部分ですから、逆に言うと、全くサフが付かない部分は塗装する必要がないということになり、余分な塗料を節約できるのです。
まあそんなケチ臭い話はおいといて。
一旦組み立てます。
因みにパチ組段階の画像です。
どうでしょうか。
サフを吹くといい感じに見えるんですよね。
最初は。
しかし。
拡大すると…
なんとっ!!!
まじか…
とまんねーな。
こりゃやり直し…。
ヤスリがけ
やっぱりなーという感じです。
サフを吹くと目立つなー。
こんなに汚いの?と鳥肌が立ちます。
でもここが正念場。
きれいに仕上げるためには手を抜いてはいけない工程です。
小さい傷は瞬着やパテで埋めながら、しこしこヤスっていきましょう。
なので、手直しすると
だいたいこんな感じになります。
なんかやる気なくなりそうだったんで、モノアイとか貼り付けて組んでみました。
孤独の第5回 まとめ
いやいや恐ろしい…
結構丁寧に作業していたつもりでも出るわ出るわ…
細かいところが見えないって辛い…
①洗浄
超音波洗浄機使いましょう。安いので十分ですよ。かなり効果高いです。
②サーフェイサー
塗装を美しくするためには必須です!
③ヤスリがけからの再度のサーフェイサー
自分との戦いですね。どこまでやれるのか自分との勝負ですよ。
次回は、マスキング・水性塗装編/ひたすら我慢!「焦燥の第6回」です。