前半では、何とかヤスリを使わずにゲート処理とパーツの接着が出来ました。
ここまでうまくできたような気がしていたとしても、実際、組み立ててみると…
「やっぱ、ゲート跡が気になるよこれ…」
「あ、合わせ目ってこんなにずれるの…目立つじゃん…」
と思われるかもしれません…
ずばり、その通りでしょう!!!
ヤスリなくして、美しさを求めるのは土台無理な話!!
自分でやってみても驚くほど、綺麗じゃないっ!
ホントに驚いた。
さて。
本題に戻しましょう。
とは言っても、もうすでにメイには犠牲になってもらいました。
なんとかリカバリーしながら、仕上げまで持って行かねばなりません。
最後までやり通す!
これもガンプラの醍醐味ですから。
あきらめてはいけません。
いろいろごまかそう…
ヤスリが使えんとなりますと、これはもう傷を隠すのは難しいですね…。
でも、メイは女の子。
もうちょっと何とかしてやりたい…。
まずは、もう少しだけ傷を目立たなくして、あとはウェザリングで隠しましょう…
「結局、女の子汚すんかい!」
というつっこみが入りそうですが…。
ワタシもちょっとこの記事後悔し始めてます…
段落ちモールド。_| ̄|○ごめんやっぱちょっと削って…
🙇ゴメンナサイ。
やっぱ少しだけ削って…。
ヤスリ使わなくていいから。
例のデザインナイフで、ちょっとだけ、ちょっとだけ「合わせ目の部分」を削っておきましょ。
段落ちモールドね。
それだけでだいぶん違うから。
多分。。
メイの場合は、腕とボディの側面、足に結構な合わせ目がでるんですよ。
ボディの側面はともかく、腕は、腕は目立つなぁ。
ちょっとここだけでも段落ちモールド化しておこう…
目立たなくするといってもこんな感じで大丈夫。
ホントはヤスリたいけど…
「ダンモなんてもってねーし!」という方。
すみません…
こちらを参照してください。
簡単ウェザリングで仕上げよう!
この記事で、なぜ、この娘を選んだのか…。
まったく乗り気がしない…
汚したくない。
あぁ~ 汚したくない。
あぁ~ 汚したくない。
しかし、ウェザリング。
これがあれば、多少のゲート跡や合わせ目を隠すなどへっちゃらです。
むしろ、処理漏れとか、つたないスキルを隠蔽できる魔法の技法と言っていいのでは?
今回は、水性塗料を使ったウォッシングと、チッピングと、これも水性塗料をつかったドライブラシっぽい加工も加えていきますか。
「これって、もう塗装じゃん!だまされた!」
「なんだよ、詐欺じゃねーか!」
という声は聞かないことにします…
簡単ですからついてきて!
なぜ、水性塗料なのか?
それは…。
水性塗料でウェザリングやってる記事をあまり見かけないからです!
この記事ではそれをやってみようという訳です。
失敗したら、マジックリンで全落としして、
もう一回、きれいに作り直そうなどと姑息なことは考えておりませんっ!
水性塗料を使ったウォッシング
本当なら、エナメル塗料を使うのがいいと思いますね。
エナメル塗料は、エナメル溶剤で簡単に塗料を落としながら作業できるからです。
ウェザリングに最適なのですが…
今回は水性塗料で押し通します。
てか、水性塗料でやるの初めてだけど…
メイは大丈夫か…
こんな感じです。。
やはり、ちょっとエナメル塗料よりも塗料の落とし方が弱い感じですね。
やはり乾くとなかなか落ちん!
ということで、水性ホビーカラーのうすめ液とメラミンスポンジを使いました。
エナメル塗料の時のように、溶剤と綿棒ではうまく落とせないんですね。
このメラミンスポンジの落とし加減がまたいい感じです。
水性塗料を使ったチッピング
さてお次は、簡単チッピングです。
ここもガンガン水性塗料でいきますよ!
でもなんか行けそうなきがしてきましたね!
というか、素肌にエナメル塗料を直でやるのはやっぱいかんでしょ…と思います。
女子だし。
お肌ボロボロになっちゃうよ!
水性塗料は何度でも塗り直しがききますからね。思い切っていきましょう。
失敗したらやりなおせばいいんですから気楽ですよ。
(マジックリンを振りかけたら、ぜーんぶ綺麗になります。水性は。)
まずは、少し粗めのスポンジをちぎったもので、チッピングしていきます。
今回は、水性ホビーカラーのココアブラウンとタミヤアクリルの黒鉄色を使用。
この2つを混ぜたものでチッピングします。
スポンジに塗料をつけたら、ちょっとキムワイプなどの上で、ちょんちょんと軽く塗料を落としてから、チッピングを開始します。
機体のエッジ部分とかでっぱり部分を中心に行います。
チッピングした箇所は、強い色なので、このままではパーツの地色との境目が不自然ですね。
なので、タミヤウェザリングマスターDセットで境目をごまかしていきます。
汚れの表現ですから、ブラウンと濃いグレーでこすっていくといい感じになります。
あー 汚れた…
汚れたね…
そもそも基本的に丸いから、あんまり角がないんだよなーこの娘…チッピングし辛い…
そして、やはり、水性塗料では隠ぺい力が少し低い気も…
水性塗料を使ったドライブラシ
では最後にドライブラシで仕上げです。
少しドライブラシでメカ感を出していきましょう。
もちろんこちらも水性です。
最後にもう少しリアリティを加える意味で、ドライブラシで、パーツのエッジに剥げ感を出していきます。やりすぎに注意です。
タミヤアクリルのクロームシルバーを使います。
メカとはいっても女の子なので、あまり派手にやらないように気をつけてやっていきます。
こ、これは…
怒っているのか?!
やんない方が良かったか…
まとめ
さて、これで完了です。
「これって塗装じゃん!!」
「なんか女の子なのに汚い!これなら、ウェザリングなんてしない方がいいじゃん!」
とは言わないでいただきたい…
ヤスリも嫌!、塗装はもっといや!、でもできるだけかっこよくしてよね!という方は以下の用法を守って製作されるといいものができあがるのではないかと。
- ゲートは、デザインナイフで仕上げ!ニッパー仕上げはやめておこう!
- パーツの接着は、流し込みタイプをつかって!「むにゅ」はダメ!
- ゴメンナサイ。合わせ目だけ段落ちモールドにしとこ…
- ウェザリングで ×ごまかそう!◎仕上げよう!
「めんどくさいじゃん!」
「だまされた!」
なんて声も聞こえてきそうな…
そんなことを思ったあなた。
つぎからは、RGつくろう。